【和綴じ本 レプリカ】画本虫撰(上下巻セット)
~NHK大河ドラマ「べらぼう」ロゴライセンス商品~
蔦屋重三郎の版元から刊行された作品「 画本虫撰」のレプリカ本。
喜多川歌麿は、のちに美人画で一世を風靡する浮世絵師ですが、その才能を見出し、世に送り出した版元こそが蔦屋重三郎です。
歌麿の師匠である妖怪画の大家、鳥山石燕が序文を寄稿しています。
この序文では、弟子の優れた観察眼と写実力を高く評価する、師匠から弟子への深い愛情と信頼が示されています。
彫りや摺り、仕立てにもこだわって作られたこの絵本には、歌麿の優れた観察眼と写実力が遺憾なく発揮されています。
見開きには2種類の昆虫と植物が描かれ、その虫を題材にした恋の狂歌が2首添えられています。
昆虫図鑑のような精密さと、芸術的な美しさを兼ね備えたこの作品は、江戸の粋と美意識が詰まった、歌麿と蔦屋重三郎の才能が光る傑作です。
ドラマの世界から飛び出してきたかのような精巧な和綴本がここに誕生しました。
劇中で重要な役割を果たした和綴本と同じ作品を、熟練の職人が一点一点、丁寧に手作業で再現しています。
細部にわたりこだわり抜いた逸品です。
ページをめくるたびに、ドラマの世界観が鮮やかに蘇る──そんな特別な体験を、ぜひお楽しみください。
※本商品には、和綴本の内容をより深くご理解いただくための「解説」が同封されております。
~蔦屋重三郎とは?~
江戸時代中期の出版元・発行元「耕書堂」を経営し、数々のベストセラーを生み出した敏腕プロデューサー。
7歳で喜多川家の養子となり、23歳で吉原大門近くの義兄が営む茶屋を借りて貸本屋「耕書堂」を開業。33歳には江戸の商業中心地である日本橋の通油町(現・大伝馬町付近)に移転しました。
地縁を活かした「吉原細見」は、吉原遊郭の案内書として好評を博し、コストパフォーマンスの高さでも際立っていました。30代には狂歌本や黄表紙本といったエンターテイメント性の高い作品を次々と発行。30代後半から40代前半にかけては美人画や役者絵を販売し、ヒットを記録しました。
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