【和綴じ本 レプリカ】放屁論

¥3,300 JPY

~NHK大河ドラマ「べらぼう」ロゴライセンス商品~

稀代の博物学者・発明家の平賀源内が風来山人の筆名で書いた源内の毒と風刺の効いた筆致がよく表れている戯作です。

この『放屁論』は、当時、江戸の見世物として人気を集めていた「曲屁」の芸人「花咲男」について書かれた作品です。
おならを自由自在に操る芸を、学問的な見識を装って大真面目に絶賛するという、ユーモアと風刺に満ちた内容です。
単なる芸の紹介に留まらず、当時の俗悪な流行や社会を批判する文脈でユーモラスに描かれています。

江戸時代の大衆に流行した見世物に着目し、それを文学作品に昇華させた点でも、当時の社会や文化を知る上で貴重な資料となっています。


平賀源内は、蔦屋重三郎が版元として活躍を始めた初期の重要な協力者であり、その斬新な発想や知識は、後の蔦屋の出版活動に大きな影響を与えました。

ドラマの世界から飛び出してきたかのような精巧な和綴本がここに誕生しました。

劇中で重要な役割を果たした和綴本と同じ作品を、熟練の職人が一点一点、丁寧に手作業で再現しています。
細部にわたりこだわり抜いた逸品です。


ページをめくるたびに、ドラマの世界観が鮮やかに蘇る──そんな特別な体験を、ぜひお楽しみください。

※本商品には、和綴本の内容をより深くご理解いただくための「意訳」が同封されております。

~蔦屋重三郎とは?~

江戸時代中期の出版元・発行元「耕書堂」を経営し、数々のベストセラーを生み出した敏腕プロデューサー。

7歳で喜多川家の養子となり、23歳で吉原大門近くの義兄が営む茶屋を借りて貸本屋「耕書堂」を開業。33歳には江戸の商業中心地である日本橋の通油町(現・大伝馬町付近)に移転しました。

地縁を活かした「吉原細見」は、吉原遊郭の案内書として好評を博し、コストパフォーマンスの高さでも際立っていました。30代には狂歌本や黄表紙本といったエンターテイメント性の高い作品を次々と発行。30代後半から40代前半にかけては美人画や役者絵を販売し、ヒットを記録しました。

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