【和綴じ本 レプリカ】文武二道万石通(上中下巻セット)
~NHK大河ドラマ「べらぼう」ロゴライセンス商品~
蔦屋重三郎の版元から刊行された作品「 文武二道万石通」のレプリカ本。
作者は、武士でありながら戯作や狂歌を創作した文化人、朋誠堂喜三二。
彼の知性と鋭い風刺、そして版元である蔦屋重三郎の卓越した企画・出版能力が融合し、黄表紙の傑作が次々と世に送り出されました。
この作品は、源頼朝の命を受けた武士が、文武に優れた者とそうでない「ぬらくら武士」を仕分けようとする滑稽な騒動を描きます。
大量に現れた「ぬらくら武士」たちが、湯治場で気ままに遊びに興じる様子を通じて、当時の世相をユーモラスに風刺しています。
江戸の「笑い」と「批判精神」が詰まった、知的で痛快な一冊です。
ドラマの世界から飛び出してきたかのような精巧な和綴本がここに誕生しました。
劇中で重要な役割を果たした和綴本と同じ作品を、熟練の職人が一点一点、丁寧に手作業で再現しています。
細部にわたりこだわり抜いた逸品です。
ページをめくるたびに、ドラマの世界観が鮮やかに蘇る──そんな特別な体験を、ぜひお楽しみください。
※本商品には、和綴本の内容をより深くご理解いただくための「意訳」が同封されております。
~蔦屋重三郎とは?~
江戸時代中期の出版元・発行元「耕書堂」を経営し、数々のベストセラーを生み出した敏腕プロデューサー。
7歳で喜多川家の養子となり、23歳で吉原大門近くの義兄が営む茶屋を借りて貸本屋「耕書堂」を開業。33歳には江戸の商業中心地である日本橋の通油町(現・大伝馬町付近)に移転しました。
地縁を活かした「吉原細見」は、吉原遊郭の案内書として好評を博し、コストパフォーマンスの高さでも際立っていました。30代には狂歌本や黄表紙本といったエンターテイメント性の高い作品を次々と発行。30代後半から40代前半にかけては美人画や役者絵を販売し、ヒットを記録しました。
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